2010年1月14日木曜日

月経前症候群と生理痛緩和

月経前症候群、別名:PMS、を聞いたことがありますか?これは排卵期から生理が始まるまでに生じる不快な症状のことをいいます。身体的症状だけでなく精神的症状もいいます。身体的症状として代表的なのは、腰痛や胸痛、食欲の変化、便秘やめまいなどがあげられます。またそれだけでなく顔面潮紅や不眠、頭痛・骨盤領域における重い感覚があります。精神的症状としてあげると、いらいらや気分変動はもちろんのこと、神経質になったり集中することが困難である、興奮、怒り、抑うつなどがあげられます。月経前症候群のメカニズムは十分わかっているわけではないようですが月経周期の間に生じるホルモンのレベルが変化することと関係すると言われています。月経前症候群の治療において、海外では低用量ピルが使用されることが多いです。低用量ピルによって、ホルモン変動を起こさせないことが症状の緩和につながることがあるそうです。治療については、それぞれの体質にあったピルを選択することが重要です。